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親知らず

親知らずとは

親知らずとは

親知らず(智歯)は、第三大臼歯とも呼ばれ、最後に生える一番奥の歯のことを言います。
親知らずの名前の由来は、昔の人は短命だったために、親知らずが生えてくる25歳くらいのときにはすでに両親が亡くなっていることも多く、そのため親を知らずに生えてきた歯という意味で親知らずと名付けられたと言われています。

親知らず抜歯に関するよくある質問

親知らずの問題点

親知らずの問題点

親知らずは、現代では問題視される厄介な奥歯ですが、原始時代の人類にとって、親知らずは普通の歯と同様に使われていました。
これは、原始時代と現代の食生活の違いに原因があります。原始時代の時は硬い肉や穀物を食べていましたが、人類の進化の過程で、現代では柔らかいものを食べる食生活へと大きく変化していきました。これにより現代人は顎骨がだんだんと退化して顎が小さくなっています。
小さい顎だと歯が正常に生え揃うスペースを十分に確保できませんので、結果として、正常に生えてこなかった親知らずが、斜めに生えてきたりと様々な問題を引き起こすようになったのです。

親知らずが引き起こす
「虫歯・歯周病・不正咬合」

現代人のように顎の骨が退化した人類にとって、親知らずは様々なお口のトラブルを引き起こす大きな要因の一つです。
具体的には虫歯、歯周病、不正咬合などの問題点が挙げられます。それぞれについて下記でご説明します。

1)虫歯になりやすい

親知らずが斜めや横向きに生えてくると、隣の歯(親知らずが手前から数えて8番目の歯になるので、隣の歯は7番目)に引っかかって、萌出(歯が生えること)を止めてしまいます。
すると、親知らずとその隣の7番目の歯の間に複雑な隙間ができ、そこにはまり込んだ食べかすが、日々の歯磨きでは除去できずに溜まり続け、それが原因で虫歯になってしまいます。

たまに、親知らずは痛くなってから抜けばいいと考えられている方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。というのも、親知らずが痛んでいるということは、既に親知らずが虫歯になっている可能性があり、さらには隣接している7番目の歯も同様に虫歯にかかっている危険性があります。
つまり、親知らずの虫歯が原因で、隣の歯を道連れに虫歯にしてしまうリスクがあるのです。
また、汚れが溜まっていると歯茎に炎症が起きますが、炎症を起こしている親知らずの抜歯は麻酔が効きにくいので、抜歯の際に痛みが生じることがあります。そのため、親知らずの抜歯は、親知らずが痛む前にすることをお勧めします。

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2)歯周病になりやすい

虫歯になりやすい理由とほとんど同様ですが、親知らずとその隣の歯の間にできる複雑な隙間に食べかすが詰まってしまい、日々の歯磨きでは簡単に取れずに食べかすが蓄積していきます。結果として汚れや細菌が、その食べかすを栄養源として集まってきて、歯周病が大変起こりやすくなるのです。

また、それだけでなく、親知らずの歯冠(歯茎から出ている箇所です。一方、歯冠より下にある表に出ていない箇所は歯根と言います)の周囲には、元々骨が無く、歯と歯茎に大きな隙間ができやすいので、歯周ポケットが出来てしまうことが多く、それによっても歯周病を引き起こしてしまいます。

多くの場合、親知らずが原因となる歯周病(智歯周囲炎)は、隣の歯の根っこ周辺の骨も溶かしてしまい、奥歯全体の寿命を縮めてしまいます。

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3)不正咬合(悪い歯並び)になりやすい

不正咬合とは、出っ歯、八重歯、しゃくれなどの、いわゆる悪い歯並びのことをいいます。実は親知らずが原因で、この不正咬合を引き起こす可能性があります。
親知らずが、斜めや横向きなど不自然な方向に生えてくると、それにより既存の歯にも横方向の力がかかり、変な方向に歯が動いてしまうので歯並びが悪くなります。

悪くなった歯並びは、たとえ原因となる親知らずを抜いても元には戻りませんので、歯並びが悪くなる前に、できることなら親知らずが斜めや横向きに生えてくることが分かったタイミングで、なるべく早めに抜歯することをお勧めします。

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親知らずの抜歯について

親知らずの抜歯について

当院の親知らず抜歯について

親知らずの抜歯で大事なのは経験値です。当院は口腔外科専門の歯科医師が在籍しており、豊富な症例実績があります。そのため難症例と呼ばれる難しいケースにおいても、痛みをほとんど感じず、術後の腫れを抑えて施術することが可能です。

親知らず抜歯の流れ

一般的に抜歯の際に用いられる器具にはヘーベル(マイナスドライバーのような器具で、歯と骨の間に入れて歯を脱臼させます)と、鉗子(ペンチのようなもので歯を掴んで、骨をあまり痛める事なく脱臼させます)の2種類があります。

ある程度表に出ている親知らずであれば、このどちらかで抜くことができますので、通常の抜歯と変わらず簡単に抜くことができます。問題は斜めや横向きに生えた親知らずの抜歯の場合です。抜歯の手順が増えるため難しくなります。

難易度の高い親知らず抜歯 親知らずの抜歯後の注意点

親知らずの抜歯なら当院へ

親知らずの抜歯なら当院へ

親知らずの抜歯は経験が全てですので、一般歯科だけしか対応していない歯医者に受診すると、大学病院などの専門家に紹介するケースが多いです。

当院は親知らずの抜歯に力を入れており、難症例の抜歯も対応可能です。親知らずの抜歯を検討されている方は是非一度ご相談ください。

記事の監修

この記事の監修 浜島均
あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科
院長兼相生会理事長

浜島 均

経歴

愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院

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