ワイヤー矯正 | あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科|横浜駅より2分

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを通して、適切な力をかけて徐々に歯を動かして歯並びを良くする治療方法です。

ワイヤー矯正で歯が動く仕組み

歯は歯槽骨という骨で支えられています。ワイヤーによって一定方向に力が加わると、歯は動く方向にある歯槽骨を吸収しながら移動します。反対に歯が動いて隙間が生まれた側には新しい骨が作られ再生します。

この吸収と再生を繰り返して、結果として歯が動いていく一連の流れが歯列矯正の仕組みです。ちなみに、ワイヤー矯正だけではなくマウスピース矯正も同じ原理を利用しています。

ワイヤー矯正の適応範囲

ワイヤー矯正は適応範囲が広く、程度によりますが、基本的にさまざまな症例に対応することができます。しかし、最も適応範囲が広いワイヤー矯正でも対応できないケースもあります。

  • 歯の位置だけでなく骨格そのものの上下のずれが大きい症例
  • ガミースマイル(口を開けて笑うと歯茎が見える)
  • アデノイド顔貌(鼻の奥にあるリンパ組織が肥大し下顎が後退した状態)

上記のような骨格の異常を伴うものが対応できないケースになり、外科矯正などの外科手術を伴う治療が必要となります。

ワイヤー矯正の種類

唇側矯正について

唇側矯正

一般的に表側矯正と呼ばれる矯正方法になります。
歯の表側にブラケットを装着して歯列矯正を行います。

口を開けた際に目立つので、マイナスなイメージが先行する矯正方法ですが、最も適応範囲が広く歴史も長いので、よく選択されるメジャーな治療法です。

舌側矯正について

舌側矯正

一般的に裏側矯正と呼ばれる矯正方法になります。
表側とは異なり、歯の裏側にブラケットを装着するため、矯正装置が目立ちません。一番のメリットはこの点でしょう。

ただ、デメリットとしては、唇側矯正よりも適応症例が狭い点や、高い技術力を要するため対応できる矯正医が少ない点になります。また、矯正装置が舌にあたるため発音しにくかったり、歯磨きがしにくいなどのデメリットがあります。近年ではマウスピース矯正の登場とともに徐々に使用されなくなりつつあります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガルとは、上側は舌側矯正を、下側は唇側矯正を取り入れている矯正方法です。
口を開けるとより目立つ上側の歯の裏側にワイヤーを付けているので、上下全てを唇側矯正にするよりも目立ちません。また、上下全て舌側矯正にするより費用も安く抑えられます。

矯正装置の種類

メタルブラケット

最も一般的なブラケットです。費用が一番安く抑えられ、金属のため薄く丈夫な点がメリットです。しかし、目立ちやすいといったデメリットもあります。
当院では奥歯の一部のみに使用しており、前歯には使用していません。

セラミックブラケット

セラミックは歯の詰め物や被せ物にも使用される素材で、天然歯と変わらない材質のため、見た目が非常に良いです。また、着色や変色などがしにくく、強度も丈夫です。

ホワイトワイヤー

ブラケットに通すワイヤーを白い金属で特殊コーティングしたワイヤーです。メタルブラケット以外の審美性に優れたブラケット(セラミックブラケットなど)と併用することで、より目立ちにくい唇側矯正を行うことが可能となります。

ワイヤー矯正の流れ

  1. 矯正相談歯並びのお悩みをヒアリングします。またその時にご希望のワイヤー矯正の種類についてお聞かせください。マウスピース矯正がご希望の場合でも構いません。
  2. 精密検査口腔内検査やレントゲン撮影を行い、口腔内をきちんと検査します。この際に歯根の状態をチェックし、虫歯・歯周病がないか診断します。
    虫歯・歯周病がある場合は治ってから矯正治療を行います。また、抜歯が必要かどうかもこのタイミングで検査します。
  3. 治療計画の説明検査結果や患者様のご希望をすり合わせ、患者様一人一人に合ったオーダーメイドで矯正医より治療計画をご説明いたします。
    また、この際に治療期間や費用なども提示します。
    患者様が納得されてから治療をスタートしますので、ご不満がありましたら何でもお話しください。強引に治療を勧めることはありません。
  4. 歯のクリーニングとブラケット装着ブラケットを装着できるように、歯の表面をキレイにするクリーニングを行います。クリーニングが終了したら、歯の表面の水分を除去しブラケットを装着します。
  5. ワイヤーの装着と調整歯にブラケットを装着したら、後日そのブラケットにワイヤーを装着します。その後定期的にワイヤーを調整します。頻度は月に一回程度です。
  6. メンテナンス矯正治療中は、矯正装置が邪魔で歯磨きが難しいです。そのため、定期的にメンテナンスでプラーク(歯垢)や歯石を落とします。虫歯や歯周病にならないための大切な処置ですので、1~3ヶ月に1度は定期的にご来院ください。
  7. 矯正治療終了状態によりますが、1〜3年ほどで矯正治療は終了です。(部分矯正の場合はより短期間です)その後は矯正装置を取り外し、後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナー装着後は、数ヶ月に一度通院していただきます。

記事の監修

この記事の監修 浜島均
あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科
院長兼相生会理事長

浜島 均

経歴

愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院

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