あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科
院長兼相生会理事長
浜島 均
経歴
愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院
エナメル質と象牙質を超えて歯の内部の神経(歯髄)にまで虫歯が達した状態を虫歯の進行ステージでC3と呼び、この状態になると、歯の根っこの治療が必要となります。この歯の根っこの治療を根管治療と呼びます。
根管治療がどんな治療なのか、イメージがつきにくいかと思いますので、本ページにて詳しく説明いたします。
歯髄には細かい神経や血管があり、虫歯が歯髄にまで侵入すると炎症を起こして、強い痛みが生じます。これを歯髄炎といいます。歯髄炎は数日放置すると一旦痛みは引きますが、これは治癒したわけではなく炎症が進行し、歯髄が壊死(歯髄壊死)してしまい痛みを感じなくなったためです。
放っておくと感染がさらに進み歯の根っこを超えて歯槽骨まで化膿して、痛みも再発します。これを根尖性歯周炎といいます。
ここで必要な処置としては、虫歯菌に感染した歯髄(神経)を完全に取り除くことです。根管治療は、大きく分けると「抜髄」と「感染根管治療」の2つに分かれますが、そのうちの一つがこの神経を取り除く「抜髄」と呼ばれる処置となります。
根管治療を行うことで、感染してしまった歯髄を除去し、細菌感染を起こした根管から顎骨へ細菌の逆流が起こることを予防できます。結果として、抜歯を避ける可能性を高めることができます。
治療を途中でやめてしまうと、これまで行ってきた治療が非常にもったいなくなりますので、しっかりと治療に通ってもらうことが大事なポイントです。
根管治療はとても長い期間を要する治療の一つです。治療期間が長いので、途中で「痛みがなくなった」という理由で通院を辞めてしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、治療を途中で辞めてしまうと水面下では、細菌が根管内で増殖して神経が壊死してしまい、最悪抜歯になることもあります。このようになると、これまで行ってきた治療が無駄になり、治療前のふりだしに戻ってしまうので、最後までしっかりと治療に通ってもらうことが大事なポイントとなります。
当院は、土日祝も含め毎日19時まで診療を行なっていますので、急な痛みが生じた場合でも柔軟に対応可能です。皆様にとって通いやすい環境作りにこれからも励んで参りますので、お気軽にご来院ください。
浜島 均
愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院
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