あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科
院長兼相生会理事長
浜島 均
経歴
愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院
歯周病の予防のためには、下記3つが大切になり、またこれらを守ることで、歯周病だけでなく虫歯の予防にも繋がります。
プラークコントロールとは、プラーク(歯垢)を取り除き、口内環境を正常に保つことです。プラークコントロールが意味するのは、「毎日歯磨きを行う」だけではなく、口内に蓄積したプラークがゼロとなる「プラークフリー」な状態を作り出すことが目的です。
では、どうすればプラークフリーなお口を作ることができるでしょうか?
具体的には、正しいブラッシング、歯医者によるプロフェッショナルケアなど行うことで、限りなく理想的な口腔内環境を手に入れることができます。特に大事なのは、正しいブラッシングです。
毎日の歯磨きを正しく行うことで、その日に付着した食べかすを除去することができます。お口の中の状態は一人一人異なりますので、歯医者に行き、歯科医師もしくは歯科衛生士などのプロから指導を受けましょう。あなたに適した歯磨きのやり方を教えてくれるはずです。
しかし、残念なことに歯磨きでは、完璧に歯に付着した汚れを取り除くことはできません。
そこでプロフェッショナルケアが登場します。特に歯石などの硬い物質は歯ブラシでは除去することは不可能ですので、定期的に歯医者に通い歯石除去(スケーリング)やPMTC(歯のクリーニング)を受けましょう。
普段勉強や仕事の合間に、お菓子などの甘いものを食べる方は多いかと思います。
糖分は疲れやストレスを和らげる効果があり、リラックスやリフレッシュを図ることができます。もちろん一切食べるなとは言いませんが、間食として過度に甘いものを摂取してしまうと、プラーク形成に繋がる恐れがあります。
甘いものに含まれる糖分は細菌のかっこうのエサとなるだけではなく、ネバネバとしたプラークの性質上、歯の表面に付着しやすくなります。また、間食の回数が多いと、その分お口の中の衛生環境も悪化しやすいです。プラークコントロールという観点からも、甘いものを摂取する回数や量には十分に気をつけましょう。
毎日の歯磨きなどのセルフケアに加えて、歯医者でのプロフェッショナルケアも受ける必要があります。歯石やバイオフィルムは、ブラッシングで落とせない汚れであり、プラーク形成の原因となる物質でもあります。そうしたしつこい汚れは、歯医者でのスケーリングやPMTCできれいに除去してもらいましょう。
予防歯科を見る基本は鉛筆やペンを持つように歯ブラシを握る「ペングリップ」と呼ばれる持ち方で歯磨きをしましょう。
手のひら全体で握る「パームグリップ」という持ち方で歯磨きをされている方も中にはいますが、この持ち方は過度に力を与えかねませんので要注意です。
もちろん、ペングリップの方法においても過剰なブラッシングや強い力による歯磨きは控えましょう。
歯ブラシは歯列全体ではなく、一歯一歯に当てるように磨くことで、効果的に汚れを落とすことができます。歯ブラシの動かし方は、狭い範囲を小刻みに振動させるイメージです。一歯一歯に歯ブラシを当てることにより、磨き残しが少なくなります。
歯の根元や歯と歯の間は、特に磨き残しが多いポイントです。歯ブラシの毛先を上手に潜り込ませて、プラークなどの汚れをしっかり取り除きましょう。
ここでお勧めなのがデンタルフロスや歯間ブラシです。
こういった補助的清掃器具を用いることで、歯ブラシでは行き届きにくい箇所を清掃することが可能です。補助的清掃器具を使用したことがない方も多いと思いますので、使用方法などを歯医者に行った際に聞いてみるといいかもしれません。
浜島 均
愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2021年 あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科 開院
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