あいおい歯科グループ 横浜駅前歯医者・矯正歯科
〒220-8577
神奈川県横浜市西区南幸2丁目15−13 横浜ビブレ8階
| 診察時間 | 月曜~日曜 毎日診察 | 10:00〜19:00 |
|---|---|---|
| 休診日 | なし | |
朝起きたときにあごがだるい、こめかみが痛い、肩こりがなかなか取れない——。こうした不調の背景に、無意識の「食いしばり」や睡眠中の「歯ぎしり」が隠れていることは少なくありません。日中、集中しているときや緊張しているときに、気づかぬうちに奥歯を噛みしめている方もいます。
これらの癖は本人が自覚しにくく、長い時間をかけて歯やあご、そして全身に負担を積み重ねていきます。当院では、噛むための筋肉である咬筋(こうきん)の過剰な緊張をやわらげるボツリヌス治療を通じて、こうしたお悩みにアプローチしています。歯を削ったり抜いたりせず、筋肉の働きそのものに着目するアプローチです。
ひとつでも当てはまる方は、一度ご相談いただくことをおすすめします。歯ぎしり・食いしばりは、放置すると歯の寿命を縮めたり、治療した歯のトラブルを繰り返す原因になったりすることがあります。
ボツリヌス治療は、噛む筋肉である咬筋にボツリヌストキシン製剤をごく少量注射し、筋肉の過剰な緊張をやわらげる治療です。ボツリヌストキシンには筋肉の働きを一時的に抑える作用があり、この性質を利用して、強く噛みしめる力をコントロールします。
歯ぎしりや食いしばりでは、無意識のうちに体重に匹敵するほどの強い力が歯やあごにかかることがあるといわれています。マウスピース(ナイトガード)は歯の表面を保護する有効な方法ですが、噛む力そのものを抑えることは難しい面があります。ボツリヌス治療は筋肉に直接はたらきかけることで、力みの根本にアプローチする選択肢のひとつとして用いられています。マウスピースと組み合わせて、より多角的にケアすることも可能です。
これらは咬筋の緊張がやわらぐことで期待されるものですが、効果のあらわれ方や程度には個人差があります。すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
効果は注射の直後にあらわれるわけではなく、数日から3週間ほどかけて少しずつ感じられるようになる方が多いです。持続期間はおおむね3〜6ヶ月程度が目安とされ、時間の経過とともに筋肉の働きは徐々に元へ戻っていきます。そのため、効果を維持したい場合には、定期的な施術が必要になります。施術を重ねるうちに、適切な間隔や量がつかめてくることもあります。
効果は注射の直後にあらわれるわけではなく、数日から3週間ほどかけて少しずつ感じられるようになる方が多いです。持続期間はおおむね3〜6ヶ月程度が目安とされ、時間の経過とともに筋肉の働きは徐々に元へ戻っていきます。そのため、効果を維持したい場合には、定期的な施術が必要になります。施術を重ねるうちに、適切な間隔や量がつかめてくることもあります。
初診時にはまずカウンセリングと診察を行い、ご納得いただいたうえで治療に進みます。疑問や不安はその場で遠慮なくお尋ねください。
リスクや副作用については、施術前に必ず詳しくご説明します。ご不安な点を解消したうえで治療を受けていただくことを大切にしています。
| 料金 | 19,800円 |
|---|---|
| 薬剤量 | 片側22単位/合計44単位 |
※ボツリヌス治療は自由診療(保険適用外)です。
当院では、歯ぎしり・食いしばりに対するボツリヌス治療に、イノトックス(INNOTOX®)という製剤を使用しています。イノトックスは、韓国のMedytox(メディトックス)社が開発した、世界初の液体型ボツリヌストキシン製剤です。同社は世界60カ国以上に製剤を供給しているグローバルな製薬企業で、イノトックスの有効成分は、米国ウィスコンシン大学に保管されている菌株を起源として開発されています。
従来のボツリヌストキシン製剤の多くは粉末状で、施術の直前にクリニック側で生理食塩水に溶かして(希釈して)使用します。この希釈の工程は人の手で行われるため、濃度に多少のばらつきが生じる可能性があります。一方、イノトックスはあらかじめ液状になっているため、クリニックで溶かし込む作業が不要です。そのため濃度のムラが生じにくく、準備の過程で細菌やウイルスが入り込むリスクも下がるとされています。適切な量を安定して注入しやすいことは、咬筋への治療においても利点と考えられます。
従来の粉末製剤は冷凍保存を要するものが多く、輸送時の劣化が懸念されますが、イノトックスは2〜8℃での冷蔵保存が可能なため、輸送時の劣化リスクが比較的低く、製剤としての安定性が高いとされています。
イノトックスは、従来製剤の保存剤として用いられることのあるヒト血清アルブミンや、動物由来物質を排除して製造された製剤です。ヒト血清アルブミンに対しては、発熱・低血圧・呼吸困難・皮膚炎・じんましんなどの副作用がFDA(米国食品医薬品局)に報告されており、欧米では2000年代初頭より、医薬品の製造工程でこれらを使用しないことが推奨されています。
一般的なボツリヌストキシン製剤が通常3〜6ヶ月程度の持続とされるのに対し、イノトックスは個人差があるものの、それと同等かやや長く効果が持続するという報告があります。ただし、これは主に美容領域(しわ治療など)での報告にもとづくもので、歯ぎしり・食いしばりに対する効果の感じ方や持続期間には個人差があります。
イノトックスは韓国の製剤であり、日本国内では薬機法上の承認を受けていません(詳しくは下記「使用する医薬品について」をご確認ください)。製剤の特徴をご理解いただいたうえで、ご不明な点はカウンセリング時に遠慮なくお尋ねください。
当院の歯ぎしり・食いしばりに対するボツリヌス治療で使用している製剤は、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を得ていない未承認医薬品です。
入手経路:当院では、韓国の製薬会社で製造された当該製剤を、医師の責任において個人輸入により入手しています。個人輸入された医薬品等の使用に関するリスクについては、厚生労働省のページ(個人輸入において注意すべき医薬品等について)をご確認ください。
国内承認医薬品の有無:国内では、同じくボツリヌストキシンを有効成分とする製剤が承認されています(ただし、これらも歯ぎしり・食いしばりに対する使用は承認外です)。
諸外国における安全性等の情報:当該製剤について、欧米主要国での承認・安全性に関する公的情報は十分に整っていない可能性があり、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
万が一、重篤な副作用が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
細い針を使用するため、チクッとした程度の痛みを感じる方が多いです。痛みに弱い方はご相談ください。
マウスピースは歯の表面を保護するもの、ボツリヌス治療は噛む力そのものをやわらげるものです。目的が異なるため、併用される方もいます。
効果は数ヶ月で徐々に薄れていくため、維持したい場合は定期的な施術が必要です。間隔の目安は施術後にご相談します。
基本的には当日から普段どおりお食事いただけますが、注射直後の激しい運動や飲酒、長時間の入浴は控えていただくようご案内しています。
適切な量を咬筋に注射するため、表情が大きく変わることは通常ありません。万一の違和感についても事前にご説明します。
効果のあらわれ方には個人差があります。経過を見たうえで、量や間隔の調整についてご相談します。
はい。筋肉の働きは徐々に元へ戻るため、施術をやめると治療前の状態に近づいていきます。歯やあごへの悪影響が残るものではありません。
多くの場合は可能です。現在受けている治療がある場合は、カウンセリング時にお知らせください。
咬筋がやわらぐことでエラの張りが変化することはありますが、当院では歯ぎしり・食いしばりという歯科的な観点からのご説明を中心に行っています。
妊娠中・授乳中の方、神経筋疾患のある方など、治療を受けられない場合があります。診察で適応を確認したうえで判断します。
歯ぎしりや食いしばりが気になる方、原因のわからない肩こりや頭痛にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせて、治療が適しているかどうかを丁寧にご説明します。